
| 項目 | 備考 |
| モデル | ルミノールマリーナ 40mmブレス |
| Ref. | PAM00050 |
| Cal. | OP III |
| 色 | 文字盤 黒 |
| 素材 | SS |
| サイズ | 約40mm(リューズ除く) |
| 年式 | 2003年製 |
| ブレス | SSブレス |
| OH | 未使用品 |
| 日差 | plus-minus 5sec |
| 仕上処理 | なし |
| 付属品 | すべて有り |
| 防水性能 | 生活防水 300m |
| 在庫 | 一本のみ |
Dear English-speaking residents of Tsukuba
We have commenced English email correspondence services for English-speaking residents of Tsukuba who may wish to learn more about our products and services. This service is especially suitable for those who could read Japanese well enough to understand from our website that we sell watches but could not fully understand the Japanese descriptions of the condition of the watch.
Please note this service is provided in email only.
Please send us email and we will be happy to reply!
Shimizu
info@doppel.biz

今回の腕時計は女性を対象に考えています。雑誌などの紹介から、機械式腕時計のファンにも女性が増えましたね。

doppeLの営業日記でもいくつか女性向けの時計をご紹介しています。
営業日記●No.553
営業日記●No.494
営業日記●No.419
営業日記●No.357

つまり傾向としては機会均等・男女平等のご時勢から、機械式腕時計もようやく女性の装飾アイテムの一つになってきた、ということなのでしょう。

そうは言っても男性とは違い、一般女性のモノに対するコダワリは優先順位として、依然こんな感じになりますかね(偏見??)
洋服→靴→バッグ→ジュエリー→時計・・・・
やはり機械式腕時計に予算が回ってくるまでには相当時間がかかるようです(そもそも回ってこない・・・)。

よって、今回doppeLがセレクトした腕時計には一つのテーマを設けました。題して、「一緒に時を刻みたい。特別なパートナーに送る時計」=「パネライ Panerai ルミノールマリーナ PAM00050 40mmブレス」です。



特選時計は全国の時計ファンの皆様に向けて発信されてます。ここでは在庫を全て掲載しているわけではなく、まさに「特選」の時計が発掘された場合にのみ特別記事にしています。そして「読むうちに分かる、機械式腕時計の魅力」という通奏低音が背後に流れ、それぞれのテーマで解説を試みています。

お話としましては、パネライとはどのようなメゾンなのか。このメゾンが属しているリシュモングループとは時計業界ではどのような位置づけなのか。パネライの発表する時計の種類はどんなものがあるのか。どのような評価を受けているのか。その中でルミノールマリーナ PAM00050 40mmブレスの魅力はどこにあるのか。価格として妥当なのかどうか、という順番に進みます。

常連の方々には多少クドい記述もあるかと思いますが、どうぞ最後までお付き合いくださいませ(こちらの記事を先に読んでいただけると、より理解が深まりますよ)。

さて、パネライとはどのようなメゾンなのでしょうか。パネライは1860年にフィレンツェで発祥し、現在は本社をミラノに置くイタリアの老舗企業です。工房がスイスのヌーシャテルにありますので、文字盤にはSWISSと印字されています。

精密機器の製造で功績を築いたパネライはイタリア海軍との協力を深め、第二次大戦では時計のみならず、照準器、水中コンパス・フラッシュライトやシグナルなどといった発光器を納入していました。腕時計については、伊海軍の装備品として軍事機密となっており、冷戦終結の1980年代の後半まで門外不出でした。1990年ベルリンの壁が崩壊し、冷戦終結とともに軍需縮小となり、パネライは経営難克服のため1993年に初の民間腕時計を発表します。その技術力の高さが評判を呼び、1997年にはリシュモングループに参画。1998年のジュネーブサロンでサロンデビューを果たすことになります。

リシュモングループは機械式腕時計業界としては二番手につけています。日本史との比喩で分かりやすく言いますと、時代は戦国時代後期、覇権を握った後の豊臣家(=スウォッチグループ)がもっとも恐れる徳川家(=リシュモングループ)という図式がぴったりくるように思います。ETAの創造的破壊者アーネスト・トムケ(=信長)なき後のN・G・ハイエック(=秀吉)にとって目の上のたんこぶ、もっとも恐るべき敵がカルティエ率いるリシュモングループなのです。

ヴァシェロン・コンスタンタンや、Aランゲ&ゾーネといった一流老舗大名(=マニュファクチュール)を擁する徳川家の中にあって、パネライという家臣はどのような武器を持っているのか。1998年のジュネーブサロンデビュー以来、パネライ腕時計の特徴はミリタリー系に特有の視認性の高さ、耐久性が評価されてきました。タフでシンプルな美しさがその特徴といっていいでしょう。いわゆる「デカ厚」時計のブームを引き起こし、機械式腕時計市場の一般層への拡大に貢献したとされています。

パネライがいわゆる「デカ厚」の先鞭をつけたのは上記の通りですが、そのブームがほぼ一巡したところで、その真価が問われることになるとdoppeLは考えています。

今回のアイテムの価格を見てみましょう。新品の店頭販売はややオーバープライス気味になっていることがWEB情報から見て取れますね(定価735,000円)。これは明らかにブームに乗った一過性の価格だと思います。もともとの稀少性に加え、藤原紀香さんが結納返しで送ったという話題性、そして2008年4月からの値上げの煽りからして、パネライ製品には全般的に中身の機能性や外装のデザイン以上のプライスタグが貼り付いているとニラんでいます。

一時的なブームにのってオーバープライスで購入させられた人は5年後ぐらいに後悔しますよね。機械式腕時計の魅力をより多くの人と分かち合うためには、そのスペックに合った適正価格でのご提供が結果的に息の長いファンを創り出していくことになると信じています。

そのような意味でも今回のアイテム、PAM00050 40mmブレスは中古ではありますが未使用品として、その美しさを保ったまま適正価格へと導くことができました。

ブレスをはずして革ベルト仕様にもすることが可能です。着せ替え可能なのが意外と女性に受けるかも。

ブームが去った後、手元に残った時計をじっと見てみる。日常的には必要性のない機械式腕時計が生き延びるためには、一貫したデザインが必要になります。
ブームに乗ったのはタイミングとしてある意味偶然の産物だったと考えると、当初のデザインの意図はやはりニッチを狙った「元軍用としての高い視認性」にあり、パネライのDNAもそこにあります。

つまり衝撃的なデビュー当初から引き続く熱狂が、ようやく冷めつつある現在こそパネライの真価を冷静に見つめるときなのです。
混乱を極める21世紀にこそ求められる
「タフでシンプルな美しさ」。
そんな遠大な目標に向けて、パネライはよりパネライ的な時計を作り続けられるだろうか。

デビュー以来高い安定性を誇るOPIII搭載のPAM00050 40mmブレスをじっくり眺め、そんな命題を考察してみませんか。
なお男性からのサプライズ・ギフトとして、という買い方はミスマッチとなるリスクがあります。ぜひ一緒にご来店いただいてじっくり吟味してくださいね。
「時計いっしょに買いにいかない?」
「いいよ。どこにいくの」
「ちょっと気になるお店がつくばにあるんだけど・・・」
「へー、面白そうじゃん」

「こんなのプレゼントしようか」
「またまたー。え、ホントなの」
「うん、マジで」


「どうして腕時計なのかしら。しかも機械式?」
「これからもずっと一緒の時間を過ごしたいと思って」

「(けっこう動揺中・・・)あらら、うれしいけど長持ちするの?」
「オーバーホールをきちんとすれば半永久的に使えるよ」
(ふーん、永久なんだ・・・)

![]()
なーんて、さらっと言えるといいです(現実そうはいかない・・・・)。
日用品ってこんな場面のギフトにはふさわしくないですよね。
(掃除機をプレゼントしようとして女性から叱られた映画がありました)。
掃除機は現実を動かしますが・・・・
(細かいゴミが吸い取られ目の前がきれいになる)

機械式腕時計はエモーションを動かします。

やがて婚約者になる特別な恋人へ。
旦那さんから最愛の奥様へ。
(そのうち自分が借りて、つけてたりして・・・)。
![]()
愛の行方は保証しかねますが、時計の品質は保証します。
| 【定価】 | 735,000円 |
| doppeL 【販売価格】 | 661,500円 |

