
| 項目 | 備考 |
| モデル | ブライトリング ナビタイマークロノマチック |
| Ref. | 1806 |
| Cal. | 12 |
| 色 | 文字盤 ブラック |
| 素材 | SS |
| サイズ | 47mm(リューズ除く) |
| 年式 | 70年代製 |
| 革 | 現行純正革 尾錠付き |
| OH | 済み(2008年4月) |
| 日差 | plus-minus 15sec. |
| 仕上処理 | なし |
| 付属品 | なし |
| 防水性能 | 日常生活防水 |
| 在庫 | 現品のみ |

Dear English-speaking residents of Tsukuba
We have commenced English email correspondence services for English-speaking residents of Tsukuba who may wish to learn more about our products and services. This service is especially suitable for those who could read Japanese well enough to understand from our website that we sell watches but could not fully understand the Japanese descriptions of the condition of the watch.
Please note this service is provided in email only.
Please send us email and we will be happy to reply!
Shimizu
info@doppel.biz
doppeL特選時計をご紹介いたしますと三重県・青森県・静岡県在住のお客様からお問い合わせをいただき、、次々と「商談中」→「ご成約」に点灯してまいります。ありがたいことです。ブログを閲覧中の皆様に向けてイイ商材を見つけねばと気を引き締めているところです。
さて例によって今回の商材をご紹介させていただく前に、まずはブライトリングについておさらいをさせていただきます。その後商材の紹介をし、値段を提示し、コメントをまとめて終了となります。遠隔地の皆様へ向けての発信であり、ご説明がやや冗長になりますことご容赦下さい。

ブライトリングといえば、一目で分かる「計器」としての顔が有名です。WEB情報でも触れられていますが、第一次大戦期に各国の空軍に受け入れられて一気に名を馳せたわけですね。ブライトリングの歴史の中には二つの世界初があります。
ひとつは1915年に腕時計クロノグラフを製造したこと。
そして、もう一つは1969年に自動巻クロノグラフを製造したことです。
さて、1969年は機械式腕時計にとって大きな変革の年ですね。この時期に膨大な開発費をつぎ込んで発表されたのが今回ご紹介の「クロノマチック」となります(同時に「できすぎ君」は垂直クラッチ採用の自動巻クロノをそーっと発表してますね・・・この辺もニクイと言うかなんと言うか・・今後SEIKOのアイテムを取り上げる時の記事にご期待ください)。

自動巻クロノグラフについての歴史はこちらに詳しく出ています。このクロノマチックという「世界初」のその後の経緯を先走って言いますと・・・2005年に復刻版が出るもののムーブはETAを使用することになりました。つまり、機械式腕時計の歴史の中で「世界初」という名こそ惜しけれ。マイクロロータ採用のムーブは完全に姿を消してしまったのでした。

華やかなデビューにもかかわらず、歴史の荒波にいきなり飲み込まれ翻弄され、やがて名ばかりを残して去っていった。誰かに似ていますね。
そうです。昨今流行りませんが「判官贔屓」感情を日本人に植え付けたあの人、クロノマチック=源義経、というイメージではいかがでしょうか
なんで義経なのか。世界初という名目でもって華々しくデビューを果たしたものの、細部をよく観察してみると、ちょっとそれはないんじゃないのか、という失笑を買ってしまうような部分が散見されるからです。政治的配慮の足りない赤子のようですね。武家による軍事政権を確立したいという頼朝の意図など全く解せず、とにかく自動巻クロノの一番が欲しいという欲望に突き動かされて発表されたのがこのマチックです。
(・・・関係者の方々へは失礼いたしました。なんといってもこの特選時計の記事は初心者の方に腕時計の大枠を掴んでいただくという趣旨に貫かれています。つっこみ満載のメタファーかもしれませんが、ご容赦下さい)。

例えばこのムーブですが、皆さんどうお考えになりますか。なんともメカチックな雰囲気があって、スイスの工芸品としての洗練さとはちょっと違う方向を向いちゃってませんか。

そして三時方向に空いたこの穴は一体なんなのでしょう。
そうです。なんと手巻き用に同じケースを使用しているんですね。
つまり、右リューズのときには九時方向にこの穴が空いているはずです。世界初だからって、それでいいのか義経(→無視・・・・無邪気だから言われている意味が分からない。穴が空いてンなら塞いでおけばいいじゃん)。

※このブログは広告料獲得のため戦々恐々として広告主に頭が上がらない雑誌記事とちがって、ある意味自由に意見を言うことができます。公平を保つべく節度は保っているつもりですが、雑誌が言えないようなネガティブな要素も全部言ってしまうのがdoppeLブログの特徴です。

さて、そうはいっても特選時計ですから、イイ面も評価していただきたいと思います(そうでないと売れない・・・)。

この動力部分の上にクロノモジュールを乗せるという二階建て構造はETA バルジュー7750などに引き継がれ、その後ロイヤルオーク・クロノなどに搭載されています。いわば二階建てクロノモジュールの先駆者なわけです。

そして元祖デカ厚の外装は、現行テイストでは真似しえず郷愁すら誘いますね。

OHはdoppeL専門時計師によりきちっと行っております。つまり、この腕時計は本当の意味での趣味人が腕時計の歴史を振り返りつつ、荒波に揉まれた英雄を称えるための時計なのです。

1969年までは手巻きしかなかったクロノグラフ。史上初、という題目とともに華々しくデビューを飾りその後忽然と消息を絶った手負いの戦士。ブライトリング ナビタイマー クロノマチック。
これを機会に一度その顔を見にお店に遊びに来ませんか。判官贔屓の感情が芽生えたら・・・あなたはやっぱり優しい日本人なのかも知れません(well, of course we also welcome English-speaking residents of Tsukuba as mentioned above...)
| 【定価】 | アンティークにより不問 |
| 【販売価格】 | 441,000円 |

ベルトは純正茶系統への変更も可能です(ただし黒は返還となります)。