爽やかな一日ですね!
今日はチョット嬉しいことがありました。
ひと月ほど前に~OH、修理に『オメガ ジュネーブ』を預かりました。
70年代初期のアンティークで、預かった時には動かず・・・・。
風防は経年変化で細かいヒビが輪を書いたように回っていて、リューズは引けるものの・・異音をたてながら時間合わせで出来る程度・・・・。
文字盤、針は変色しシミだらけとなった状態でした。
時計師H氏と相談し~
内部部品は時計師が在庫しているパーツと入れ替え、風防、リューズはスイスオーダーで部品を取り、交換で応対することとなりました。
文字盤、針は費用が大きくなってしまうため・・インデックス、針をかるく磨くことで見栄えを良くし~交換せずに使うこととしました。
結果、精度も日常使うのに問題ない程度に向上し、ケースも合わせて仕上げたため~お預かりした時に比べ格段にキレイになりました。
これが修理の経緯ですが~何が嬉しかったか っと言いますと!
引き取りに来たお客さまが喜んでくれたことは、もちろん!ですが、
当店に持ち込む前に~大手百貨店に相談し・・・『国内修理は無理、スイス送りで最低でも10万~10数万はかかります。』と言われたようで・・・。
諦めた時計を~『よくここまで直してくれた。』、『状態、扱い方、修理の内容まできちんと説明してくれたところは初めて』と言われたことです。
今回、お預かりした時計の持ち主は年配の方です。
まぁ~歳には関係ないのですが・・アンティークの修理には想い入れのモノが多いと思います。
(この方は30数年前に知人からいただいたモノとのこと。)
想いの詰った時計が持ち主に返り、左の手首に巻かれる姿を見ることは~時計屋冥利に尽きると感じ、嬉しくなった一日でした。